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おしながき
はじめに
みやんは大型バイクに乗っていますが、アマチュア無線家だけにバイクに無線機をつけたくなってしまい、やってみました。

年のための注意事項
このページはバイクに無線機を積むときの参考になればいいなと思い掲載しました。
この方法だとバイクの物入れ等に手を加える必要があります。 バイクの改造は各個人の責任において行ってください。

用意するもの
  • バイク
  • 無線機(この時はFT-90を使用。当然防水型の方が望ましい)
  • アンテナベース(キットで売ってたりします)
  • インカムキット
  • タイラップ(各種)
  • 圧着端子各種
  • 工具類

工程
私が乗っているバイク(バンディット1200S)の全景です。このときはパニアケースがついてるので結構大きく見えます。
それなりにいじってはいますが、走行性能についての改造はまるっきりやってなかったりします。
バンディット1200Sはシートを外すと小さな物入れがあります。 この中に無線機(FT90)本体を(の他に車検証とかも)入れます
左上にケーブルを通すための加工をしてあります。
FT90本体は車載用のブラケットに金具を付けて小物入れに引っかけて搭載しています。FT90の本体を入れると写真のようになります。                 

☆電源は小物入れ真下にあるバッテリーから直接得ています☆
制御パネルはメータの後ろに両面テープで固定してあります。弾力のあるテープを2枚重ねして用いてるので、振動はかなり防げているようです。

バンディット1200Sにはハーフカウルがついてるので、雨が降っても操作パネルはほとんど濡れません。この設置位置で数年程度使えました
設置完了。運転席側から見るとこんなです。
運転中のメータ周りの視界はこんな感じです。シンプルな操作パネルのおかげで冬用のグローブをはめていても何とか操作できます。実は、バックライトを明るくしすぎるとカウルに光がうつって結構邪魔になります
PTTスイッチ、ヘッドセットなどはKTELを使っています。PTTスイッチはクラッチレバーの下にあります。 指を大きく動かさなくて済むので使いやすい位置なのですが、クラッチ操作中はPTTスイッチを操作できないという欠点があります。
アンテナ基台は、最初はバイクモービルでよくあるように、ナンバープレートと共締めしていました。 ただ、パニアケースを付けたときにアンテナの取り付け方向が斜めになってしまったため、
☆☆アンテナの先端がちょうど目に刺さりそうな位置に来てしまいました(o_x;)
実際危ない上に、ナンバープレートを付ける部分はプラスチック製です。 移動運用でバイクをアンテナ基台として大型のアンテナを付けると壊れそうな気がしました。そこで、写真のように手持ちのアンテナ基台を使ってパニアケースのステーに移動しました。
基台部分を拡大するとこうなっています。後部座席に座ってみましたが、意外と邪魔になりません。

基台から線が2本出ていますが、片方は同軸ケーブル、もう片方は移動運用時にグランドワイヤを取り付けるためのものです。 本当はバイクのフレームそのものにもつなげればいいんですけどね。
新しく買ったHF〜430MHzモービルホイップを付けてみました。バイクから生えている2本の白い線がグランドワイヤです。
自動車に付けるのと違って車体の対地静電容量が小さいため、グランドワイヤを追加しないとHF〜50MHz帯はSWRが下がりません。移動運用時はこの様な形でバイクそのものをアンテナ基台にしてしまいます。走行中はグラウンドなしですが、144MHz、430Mz帯はノンラジアルのアンテナなので走行中でも問題なしです。