おしながき
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はじめに
アパート時代でのHF,50MHzのアンテナはオートチューナー+ロングワイヤだったのですが、このアンテナの場合はアースの取り方によって性能が大きく変わります。当初はオートチューナーのGND端子に電線をたくさんつけてコールドエンドにしていましたが、ベランダを電線がうねうねと這い回ることになります。そのため見た目がよくなくさらには電線が邪魔になります。そこで、金網を使った非破壊接地法を試してみました。用意するもの
すべてそこら辺のホームセンターで売っています。金網はステンレス製の方がよい気がしますが、高いのでとりあえず亜鉛メッキにしました。本当に実験するだけであればアルミホイルでもよいようです。 工程
設置後
アースを変更した後に最初に気がついたのが、受信時の雑音が減ったことです。試しにコールドエンドに変えてみたところ明らかに非破壊設置の方が雑音が少なく、感度が上がっていました。また、アマチュア無線帯においてチューンする場合でも、以前は調整がとれない周波数がありましたが、今は3.5〜50MHz全部で調整がとれます(※3.5MHz帯はアンテナの長さが足りないのでローディングコイルを使用しています)。そして、なんといってもベランダの見た目が格段によくなりました。アース線が足に絡まって転ぶこともありません。 この方法、意外とおすすめです。 |