平成17年11月13日から23日まで初冬の九州に行ってみました。 交通手段はバイクで、総走行距離1723km、平均燃費17.5km/lでした。 |
東京から九州まではフェリーで行きました。 暇なので船内を散策
3日目の早朝に北九州(新門司港)に到着。朝早すぎて寄るところもなかったので、そのまま佐世保に向かいました。 目的は佐世保バーガー。お昼少し前に佐世保に着きました。 出てきたハンバーガーです。 マヨネーズとトマトが苦手なので抜いてもらったのですが、それでもこのボリュームです。 お昼を食べた後は長崎へ。 ユースホステルの受付時間にはちょっと早かったので、何はさておき長崎原爆資料館へ 核兵器の脅威を改めて知ると同時に、それが決して過去のものではないことを思い知らされました。 写真は平和記念公園にある「原爆投下中心地」の碑です |
この日の夕飯は中華街で食べました |
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食べたのは本場の長崎ちゃんぽんと えび蒸し餃子です。
夜のグラバー園 グラバー園入り口付近から見た長崎の夜景
九州二日目は長崎から。雲仙を越えて島原へ。途中雲仙温泉で休憩、共同浴場の料金は100円。安い!(写真撮るの忘れました) 島原城近くの姫松屋なるお店で島原名物の具雑煮を食べました。 白いのはお餅です。見た目、中身ともまさしくお雑煮ですが、具だくさんで食べ応えがありました。 具雑煮は島原の乱での戦時食が原型だそうです。 島原城 島原から見た雲仙普賢岳 ↑雲仙の土石流で埋まった家屋(道の駅みずなし本陣ふかえで保存、展示されてます) 三日目は移動日。国道3号線をひたすら走って、目的地は鹿児島の錦江湾サウスロードYH 途中の道の駅阿久根でお昼「きびなご三昧定食」 鹿児島市内に出て桜島フェリーで桜島へ。 夕方5時ごろユースホステルに到着しました。 夕飯まで時間があったので、すぐ近くのねじめ温泉ネッピー館で一息。お湯はしょっぱかったです。 夕飯では芋焼酎を楽しみました。思ったより芋臭くなく、飲みやすかったです。 四日目は佐多岬から。同宿のライダーのMさんと一緒に本土最南端の佐多岬へ 神社がありました 旅の安全を祈願(-人-) 対岸に開聞岳が見えました。 Mさんと別れて再び一人で走行。国道448号線を通って都井岬に向かいます。 海がきれいだなぁ 都井岬に着きました。野生馬「御崎馬」がいました。 そこらじゅうに馬糞が落ちてました(^_^;) 都井岬灯台です 都井岬灯台から見た海です。
真っ青できれいですね。 秋におそってっきた台風14号の爪跡がまだ残ってました 今日は宮崎に宿泊。夕食は宮崎地鶏を食べました。 ←地鶏刺身 地鶏もも焼き→ 五日目は宮崎から。今日は高千穂に向かいます。 国道10号線を北に向かいます。 途中に旧リニアモーターカー実験線があるとのことなので立ち寄ってみました。 展望台もあるようですが、見つけられず。写真は東都農からの風景です。 昔はここをリニアモーターカーが走っていたんですね。 海辺ばかり走っていたので、ちょっと山の中を走りたいなぁと思って日向市から国道327号線に入って椎葉経由で行ったのですが、これが大失敗!途中まではまだ良かったのですが、265号線の途中から道は細くなり台風14号の復旧工事で工事中の嵐。「とりあえず通れるようにしました」と思われる場所も一箇所二箇所ではありませんでした。 途中には路肩が崩れたところも多数ありました。高千穂YHのペアレントさん曰く「椎葉経由は道がズタズタだから、国道218号経由で来ればよかったのに〜」 椎葉経由で苦労しながらもお昼過ぎに五ヶ瀬まで来てしまい、高千穂到着が早そうだったので218号線を逆に行って通潤橋を見に行ってみました。 ちょうど放水をするところでした。
通潤橋は今でも農業用水路として使われてるので、時期によっては放水していないそうですが、今の時期は1日3回放水をしてくれるようです。 上から見た通潤橋 石の導水間が3本並んでるのが分かります。 出水口です→
高千穂YHに着いて高千穂温泉に入って夕飯を食べた後、高千穂神社でお神楽(観光用)を見てきました。 この日(11月19日)は夜神楽もあったのですが、こちらは夕方から翌朝までぶっ通し。 さすがに気力が持たないのでパスしました(^^ゞ。 六日目はまず高千穂観光。 まずは高千穂鉄道の高千穂鉄橋に行ってみました。 鉄橋としては水面からの高さが日本一だとか。 ↓高千穂鉄橋から見た風景→
天岩戸神社です。 御神体は天岩戸そのものです。 天岩戸を拝むには、ご神職さんにお払いをしていただいて中に入る必要があります(撮影禁止)。 天安河原→
ここに八百万の神様が集まって神議されたとか。 ↑高千穂峡です↓→
高千穂のお土産を買いに国道325号線沿いの「トンネルの駅」へ。 ここでは旧国鉄跡地のトンネルが神楽酒造のトンネル貯蔵庫として使われてます。
せっかくなので焼酎を購入。銘柄は「3650」10年間保存された焼酎だそうです。 帰ってから飲んでみたら、焼酎にありがちのアルコール臭さが少なく、飲みやすい焼酎でした。 ☆高千穂をたって阿蘇を縦断して別府に向かいました。 ↓大観峰にて↑→
大パノラマが広がっています写真に納まりきれません。 なんか知らないけどバイクがいっぱいありました。後で聞いたらツーリングの名所とのことでした。 阿蘇は温泉が点在。ゆっくりまわる機会があったら温泉めぐりしたいなぁ。 別府の手前の由布院で温泉に入ってきました。 アルカリ泉でお湯は透明。お風呂の窓から田園風景を眺めながらの入浴でした。 別府YHに到着。ここにも温泉があります。 着いてから別府の町を散策。竹瓦温泉に入って、さっぱりしたら夕食は郷土料理のだんご汁(写真撮るの忘れた…)。 だんご汁は各家庭、店でそれぞれ違うそうですが、食べただんご汁(信濃屋)はだんごが細長く伸ばしてあって、麺が短いほうとうをみたいでした。味は野菜たっぷりのみそ風味で体が温まります。 七日目は別府から 出発して一旦別府八湯の一つ、明礬温泉に立ち寄りました。目的は地獄蒸しプリンです。 ・・・なのですが肝心の岡本屋が見つからず(>_<)。仕方ないので明礬温泉でそれらしい売店でプリンを買ってみました。 これも温泉の噴気で蒸してるらしい。これはこれで美味でした(^^ゞ そこには湯の花を採取する施設がありました。 中はこんな感じ。
↑深耶馬渓→ 紅葉シーズンで観光客がいっぱいでした 羅漢寺です。全国羅漢の総本山だとか。 願い事は絵馬ではなくしゃもじに書き込んで柱に打ち付けます。 私もうつ病の治癒と良縁があるように・・・と祈願(-人-)。 中には羅漢様の像たちが並んでいます→ ↑「恩讐の彼方に」の舞台になった青の洞門です→
右のトンネルは手彫りのトンネルだそうです。 ←手彫りトンネルには、手彫りのあとが残っています 門司に到着しました。 写真は門司港駅。レトロな雰囲気がいいですね〜。 中もレトロな雰囲気でまとめてありました→ 周辺には洋館が立ち並んでました。 夕方になったので新門司港のフェリー乗り場に向かいます。ついに九州1周しました。 フェリー等所の手続きをしましたが、到着が早すぎました。 このあと乗船まで2時間ばかり待ちました(^_^;)。暇だった… フェリーに乗って東京に向かいました。到着は11月23日早朝。波がやや荒く船酔いしてしまいました。 これにて今回の旅行おしまい!
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